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円形脱毛症

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円形脱毛症とは

円形脱毛症は、突然発生する脱毛症で、頭皮をはじめとする体の様々な部位に影響を及ぼすことがあります。主に円形または楕円形の明確な脱毛範囲が特徴で、自己免疫疾患の一種と考えられています。

大阪市・長居の潤皮ふ科では、円形脱毛症の各患者様の症状に合わせた治療を提供します。円形脱毛症に関するご相談やお悩みがあれば、専門的な観点から最適な治療方法をご提案します。お気軽にご相談ください。

症状の特徴

脱毛部位

主に頭皮に発生し、円形または楕円形の脱毛が見られます。場合によってはひげや体毛にも影響が出ることがあります。

脱毛範囲

脱毛範囲は明確で、通常、脱毛部位の皮膚に炎症や痛みは伴いません。

円形脱毛症の治療方法

ステロイド外用薬

患部に直接塗布し、炎症を抑えることで脱毛の進行を遅らせます。

ステロイド注射

脱毛部位に直接ステロイドを注入します。

紫外線療法

紫外線を用いて、脱毛部位に直接作用させることで毛髪の再生を促進します。

円形脱毛症への紫外線療法

潤皮ふ科では、エキシマライト(エキシプレックス308)を導入しています。308nmの波長の紫外線を照射することで、従来の治療器に比べ高い効果を発揮し、治療回数の削減が可能です。

装置のコンパクトさにより、病変部のみに精密な紫外線照射が行えて、安全かつ効果的な治療が実現します。

エキシマライトの特徴

エキシマライトは狭い範囲に特化した照射が可能で、患部のみに効率的に治療を行うことができます。照射時間は短く、1~30秒程度です。効果が現れるまでの期間は個人差がありますが、通常数週間程度です。痛みはほとんどなく、施術後の洗顔や入浴もすぐに可能です。

 

治療の頻度や期間は病状によって異なり、一般的には週1~3回の治療で2ヶ月から半年程度を目安にしています。ただし、日光や紫外線に敏感な方、皮膚がんの既往歴がある方、妊娠中の方など、治療が難しいケースもありますので、個別の相談が必要です。副作用は少ないですが、照射部位に軽い赤みや色素沈着が起こることがあります。

紫外線療法の流れ

1.診察

診察を行い、治療計画についてご説明します。

2.レーザー照射

エキシマライトを使用し、症状に応じて数秒から数十秒の照射を行います。大きい病変や多数の場合は、順に照射します。

3.アフターケア

照射後は特別な処置は不要ですが、強い日光を避けることが推奨されます。

4.定期的な通院

治療は通常、週に1回程度の間隔で行い、効果を確認しながら繰り返します。

治療が受けられない方

  • 日光や紫外線による強い炎症が起きやすい方
  • 皮膚がんの既往歴がある方
  • 日光や紫外線によって悪化する病気のある方
  • 妊娠中の方(要相談)
  • 免疫抑制剤を使用中の方

副作用・注意事項

副作用は少なく安全性が高いですが、まれに照射部位に紅斑や色素沈着などが生じる可能性があります。

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